UNPLAN Village Hakuba

ホテル 長野県北安曇郡小谷村

UNPLAN Village Hakuba

1990年代はじめのスキーブームをピークに減少するスキー客の影響も大きく、また多くの施設が老朽化を迎えていた白馬・栂池高原エリア。インバウンド観光客を中心とした新たな集客や、ウィンタースポーツだけでなくグリーンシーズンの活性化を測るため地元企業を中心に企画が立ち上がり、UNPLANブランドの3号店が東京以外で初出店を果たした。宿泊棟に加えてフロント機能も併せ持つUNPLAN Village Hakuba1と、貸切専用施設UNPLAN Village Hakuba2 の2 店舗からなる。UNPLAN Village Hakuba1は、観光客が到着するバスターミナルや駐車場の目の前という好立地に建つホテルの改修であり、大幅なイメージの刷新を求められた。
コストを意識して外装は上階は全く手を入れず、サインの刷新と低層部のみを黒く塗装した。また内部も個室客室、廊下など最低限の改修とし、エントランスやロビー、カフェエリアを中心に、集中的にリノベーションをおこない、既存の照明等や仕上げもそのまま活かしつつ、サインや針葉樹合板による造作家具によるリニューアルをおこなった。

掲載

DATA

設計
アイダアトリエ
 担当 会田友朗
施工
相模組
用途
ホテル
敷地面積
655.47m2
建築面積
319.70m2
延床面積
947.66m2
構造規模
鉄骨造・地上4階地下1階建
写真
野秋達也
UNPLAN Village Hakuba
UNPLAN Village Hakuba
UNPLAN Village Hakuba